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リファラル採用で注意すべきこととは!?

約 10 分
リファラル採用で注意すべきこととは!?

リファラル採用で注意すべきこととは!?

こんにちは!
採用担当の池田です。

読売巨人軍に所属する坂本勇人選手。

日本で最高峰のプロ野球選手と言っても過言ではない方で、おそらく知らない方はないと思いますが、坂本選手が、
生涯巨人
と宣言したことについて触れたいと思います。

昨今はどの職種においても転職が当たり前になりつつある時代で、現職でずっと長くいることが10年前に比べるとややマイナーな考えになっているのかなと。

私が新卒の就活時は、面接のときに、
数年経ったら転職または起業するつもりです
なんて言おうもんなら即面接終了だったと思いますが、今はそのような対応をしない企業も増えている印象で、むしろ頼もしいと思える場合もあるほどです。

ただ、プロスポーツ選手の世界は他チームに移籍する“転職”は今に始まったことではなく、数十年前から当たり前でした。

  • より年俸が高いチームに行く
  • より自分が必要とされるチームに行く
  • 憧れのチームに行く

これらの志向は全く不自然なことではなく、競争が厳しい世界ではむしろ当然のこと。

いわゆる会社員の方がプロスポーツの世界に徐々に追い付いてきた印象を持っています。

そのような前提の中で、坂本選手の発言はある意味で時代に逆行する印象を持ちました。

日本でこれだけの成績を収めているのであれば、メジャー挑戦を視野に入れるのは当然のこと。
海外FAも取得しているので、いつでもメジャー挑戦が可能なわけです。

にも関わらず、当の坂本選手は、
メジャーには憧れているものの、おそらく通用しないと思っている
という、何ともプロスポーツ選手らしくない発言。

野球の世界に詳しくない私ですが、一般的に内野手がメジャーで成功することは難しいようで、過去成功した日本人メジャーリーガーはいずれも、

  • 外野手
  • 投手

になるようです。

とは言え、そういう前例がない世界においても積極的に挑戦するのがプロスポーツ選手だと思っている私にとっては少し驚きを感じました。

ただ一方で、ちょっと安心した部分もあるんです。

プロスポーツ選手の中で活躍できる人は、野心ギラギラで、不可能と思えることにも失敗を恐れず果敢に挑戦する方達ばかりだと思っていたためです。

体力的にはもちろん、メンタル的に図太くて上昇志向の塊みたいなイメージです。

もちろん、坂本選手がどういう思考プロセスで生涯巨人と決めたのかの詳細は分かりませんが、自分が必要とされる組織に留まり、そこで求められる役割以上の成果を出し続けることも、ある意味正解なんだなと。

というのも、私が初めて転職するときは、心のどこかで、
転職することが良いこと
という自惚れた考えがあったんですよね。

1つの会社にずっと居続ける人は思考停止している人だと。

ただ坂本選手レベルの方がこのような選択を取ることで、やはり転職は手段に過ぎず、自分がどうなりたいのか、どうありたいのかを考えることが重要なんだと思わされました。

最近20代の転職希望者の方と面接することが多く、その多くが初めての転職になる方なのですが、どうも転職に過度な期待をしている方が多い印象を持っています。

例えば弊社の場合は、ベンチャーらしさを今後もずっと残したいと考えているので、管理業務を極力少なくし、エンジニアの方が伸び伸びと楽しく仕事が出来るようにしてほしいと思っています。
そのため、全てにおいて白黒はっきり付けるのではなく(1分でも遅刻したらアウト!や、領収書添付し忘れたら経費で降りない等の杓子定規的な対応はしないとの意味)、時にはグレーゾーン(個別対応)が生じるのも決して悪いことではないと。

ただこのようなことを候補者の方に伝えると、さも全て自分で決められ、誰からも指図を受けない自由な環境だと勝手に解釈される方がいるんですよね。

おそらく現職企業が管理され過ぎているので、隣の芝生は青く見える状態になっているのかなと。

でも企業によって大きく変わることってそこまで多くないと思っていて、結局会社が変わったところで同じ不満を持ち続ける方がいるのも事実。

要は本人の問題なわけです。

転職すること自体は決して悪いことではないものの、そもそも自分はどうしたいのか、どうなりたいのかを考えなければ、結局同じ理由で転職を繰り返すことになり、いわゆるジョブホッパーになりかねないので、ぜひ坂本選手のように周りの声に流されることなくじっくり考えることをお勧めします。

さて、今回は昨今流行っているリファラル採用について触れたいと思います。

リファラル採用とは

リファラル採用と聞くと何かカッコいい感じがしますが、要は、
社員紹介
ですよね。

媒体やエージェント経由では候補者の素性が分からない中で、社員の知り合いであれば会社としても安心できる、また入社する側にとっても親しい友人の紹介であれば安心して入社できるという効果があるため、昨今注目されてきました。

特に昨今は人手不足が深刻なので、企業側にとっては一つの採用手段として重要な位置付けにしており、紹介してくれた社員には報酬を支払う企業も珍しくありません。
※弊社でもたんまりと報酬をお支払いしています(笑)

リファラル採用で有名な企業と言えばメルカリだと思いますが、話を聞く限りではリファラル採用での入社がかなりの数を占めるとのこと。

友人を会社に誘う場合に必要な食事代も会社が全て負担するとのことで、会社として本腰を入れているのが良く分かりますよね。

特にメルカリの場合は理念を重要視しているので、リファラルの方がやりやすいんでしょう。

ただ、個人的にリファラル採用は、候補者側にとって注意が必要だなと思うのでお伝えさせて下さい。

リファラル採用の死角

企業側にとって、リファラル採用はメリットだらけですよね。

まず費用面においてはエージェントや媒体に比べて圧倒的に安い。紹介してくれた社員に数十万の報酬を支払っても、エージェント利用の場合は年収の35%以上が主流なので、十分ペイします。

また、候補者の見極めの精度についても一般応募よりは高くなりやすい。

面接という場において、初めての方を見抜くのは相当難しいことだと思いますが、信用している社員の紹介であれば大きく外れになる可能性は低い。
紹介する社員側も変な社員を紹介することは自分への信用が無くなることに繋がるので、下手なことはしないでしょう。

エージェント経由での採用の場合、多額のフィーを支払ってすぐに辞められてしまうと、全くペイしないですからね。
※早期退職の返金規定は各エージェント毎にあります

一方、候補者側のメリットと言われている1つが、
入社後のギャップが少ない
になります。

紹介してくれた社員から、現場目線に基づいた会社紹介を受けているはずなので、会社側のポジショントークではなく、リアルな意見を踏まえた上で入社を決めてくれたのでギャップが少ないということは容易に想像できるでしょう。

ただちょっと待って下さい。本当にギャップは少ないのでしょうか。

個人的にリファラルであってもギャップはある、むしろギャップが大きくなってしまうケースもあると感じています。

その理由が、候補者側の転職リテラシーに起因します。

転職する時って、多くの方が現職に何かしら不満を持っているケースが多いです。

もちろん、転職本には、
ネガティブな理由で転職してはいけない
と書かれていますが、実際にポジティブな理由だけで転職することはあまり考えにくく、何かしら不満があるからこそ、別の環境を求めることが多いのは事実。

そのため、転職者側はある意味で精神的に弱っている状態なので、どうしても隣の芝生は青く見える状態になっている。

そのような状態だと、どうしても友人が楽しそうに働いて“見える”ので、その友人から聞く話は全てが新鮮かつ自分が求めている環境そのものだと勘違いしてしまう場合もあるということです。

こういう状態に陥ることを当事者が自覚していればまだ良いのですが、転職リテラシーが無い初めての転職者の方はどうしてもこのようなマインドに陥りがち。

そして特に自分が懇意にしている方からの紹介だと、さらに警戒心が無くなるので、盲目的にその人が言っていることを信用してしまうという状況になってしまうのもまた事実です。

ちなみに最近私の友人が外資系に転職をしたのですが、話を聞く中で本当に良い企業だなと思ってしまいました(笑)。

待遇面はもちろん、働く環境や働く社員の様子等を聞く中で羨ましく思う部分はあり、仮に私が弱っていたら(転職願望がある状況であれば)、おそらくエントリーしていたことでしょう(笑)

結局、転職について知らない方、転職をする際の自身の気持ちを客観視できる力が無い方を勧誘することってそこまで難しいことではないので、自分が大事にしている価値観や会社に求めること等は整理し続けることが重要なのでしょう。

リファラル経験者が語る

実は私、今の会社にリファラルで入社しているんです。
前職で一緒だったメンバーに声を掛けてもらい入社したのですが、結果的に成功だったものの当時の自分の考えの甘さは本当に恥ずかしい限りです。

前職在籍時、人事(採用)で職を探していたのですが、さすがに人事未経験者を採用する企業はないだろうと思っていたのでどうしようかと思い悩んでいたんですよね。

その時に、先に転職していた方にたまたまお会いし、
とりあえずうちの会社の話聞いてみたら?人事も出来ると思うよ。
と言われ、とりあえず話を聞くことに。

そこで初めて社長の金子に会ったのですが、そこで話す中で、
この会社に入りたいな

と思ったんですよね。

ただ、内容についてはちんぷんかんぷん(笑)これは金子の説明の仕方が悪いとかではなく、そもそもIT業界について全く無知だったので、良く分からなかった。

ただ、何か凄いことをやろうとしている会社なんだなと思ったこと、非常にロジカルかつバイタリティー溢れる金子の話し方に魅了されたので、徐々に入社したいと思ったのは事実です。

しかも未経験ながら人事出来るよと言ってくれたので。

ただ、、、今振り返るとIT業界なんて全く知らないし、初めて会った人に惹かれるような性格でもなかったので、なぜ惹かれたかと言えば、やはり自分が弱っていたからなんですよね。

前職はベンチャー、いや弱小零細企業で、自分自身が責任者として事業を推進していたものの、自分の能力が足りないことで過度に自己評価が低くなっていました。

自分には出来ると思って飛び込んだ会社だったものの、フタを空けてみれば全然成果が出ない。今にして思えば、能力云々よりも覚悟が足りなかったことが大きな要因ですが、結果的に失敗しているわけです。

加えて、周りのメンバーとも上手くいっておらず、退職するときにはお世辞にも円満退社では無かったですね。

元々メンタルが強いわけでは無いこともあり、さすがに毎日憂鬱な気分の中で自身の進退について悩んでいたのですが、そんな状況の中で今の会社に先に入社していた方にお会いし、縁あって今の会社に入社しました。

結果的には今の会社に入って正解だったと自信を持って言えますが、“外れの会社”である可能性があったことも事実。
というのも、そもそも自分が弱っていたからこそ、ある意味自分に声を掛けてくれたことが単純に嬉しく、それで入社を決めたと言っても過言ではありません。

どうしても信頼している方からの紹介だと、全てが良い話に聞こえてしまう可能性もあり、かつ聞きにくいことが出てくる部分もあるのかなと思いますが、私としては距離が離れているエージェントの方がむしろズケズケと気になったことを聞ける部分はあるのかなと思っています。

これから転職する方、特に初めて転職される方は、突発的な感情で重要な決断をしてしまうこともあり得ますので、是非一度立ち止まって自分が何を求めているのかを考えることを強くお勧めします。

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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