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Webでの説明会・面接は出来れば避けたいという古い考えを敢えてお伝えしたい

約 8 分
Webでの説明会・面接は出来れば避けたいという古い考えを敢えてお伝えしたい

Webでの説明会・面接は出来れば避けたいという古い考えを敢えてお伝えしたい

こんにちは!
採用担当の池田です。

実家の整理をしていたら、就活中に使っていた自分の名刺が出てきたのですが、なんかものすごく恥ずかしくなったんですよね(笑)

私の就活当時、何故か名刺を作ることが流行っていて(私の近辺だけでしょうか。。。)、私も作らなければいけないと勝手に焦り、急いで大学近くの印刷屋に発注しました。

主にOBOG訪問の際に利用することが目的ではありましたが、説明会などで社員の方に会う機会があった際、少しでも自分のことを覚えてもらおうとするための武器としても考えていました。

ただ、、、いざ自分が採用の仕事をするようになると、まぁ意味がない(笑)
私も頂いたことがあるのですが、扱いに困ってしまうんですよね。。。

私の勝手な想像ですが、2000年代前半頃にいわゆる就活ナビ媒体が流行り始めて今の就活スタイルが広がりましたが、その当時に学生が名刺を持って渡すという行為が珍しかったからこそ、効果的だったことはあったのかもしれません。

さらに企業でインターン出来る経験もまだ浸透していなかったので、インターン経験している方は名刺の扱いに慣れているからこそ、企業目線で見れば、
学生なのに名刺を持っていてすごい!しかも名刺の渡し方もしっかりしているから、ビジネス慣れしていて高評価
みたいなことはあったのでしょう。

ただそれがあまりに当たり前になった時代の最中で私は名刺を手にしたので、まぁダサい。。。完全に流行りに乗っかった、いわゆる1番仕事で使えないヤツになってしまったわけで、私から名刺を受け取った社会人の方もおそらく裏で笑っていたことでしょう。

さらに今は名刺以上に自分のことを知ってもらうツールが数多く存在し、それこそSNS等のページを持っていれば、そこの情報を渡すことが何よりも効果的。

フォロワー数1,000名以上の方は選考で優遇します!
みたいな企業もちらほらあるようですが、確かに成果を出せる人間か否かを判断する上では、何より強力な数字ですよね。

ということで、名刺を作ろうとしている就活生の方は、そこに1,000円のコストを掛けるぐらいであれば美味しいご飯を食べたほうが有意義なので、作成する必要は一切ございませんよ。

さて、今回は最近話題の件についてお伝えします。

コロナの影響でイベント関連は自粛ムードに

現在執筆している3月中旬現在は、コロナウイルスの影響で不要不急の外出を控えることが言われており、公立の小中高も原則休校するよう政府から要請がありました。

東日本大震災のときも日本全体に大きな影響も及ぼしましたが、今のままいけばそれ以上にマイナスとなり得る影響範囲が懸念されているので、何とか沈静化してほしいものです。

ただ就活生の方にとっては就活のピークと重なってしまったので、当初予定していた計画通りに進んでいない方も多いのではないでしょうか。

特に大企業の採用は大きく予定が変更されている印象で、

  • 説明会は原則Webへ移行
  • インターンシップは中止
  • 採用時期(面接解禁時期)は未定

のような動きがあるので、不安に陥っている方も多いことでしょう。

弊社はそもそも規模が小さいので説明会自体も少人数、面接も1次はWeb対応可能としていたので、何か大きな影響があったかと言えば今のところは実感ありません。
むしろ大手志望の方がベンチャーに興味を持つきっかけ(大手に比べてベンチャーの方が説明会を柔軟に実施しているところが多い傾向にあるため)になるかもしれませんね。

ただ現実的にコロナの感染力が未知数であることや、特効薬が未だ見つかっていない状況なので、出来る限り大勢がいる場所に行くのは控えたほうが良いでしょう。

そのため企業側もなるべくWebで完結するように、

  • Web説明会
  • Web面接

を積極的に導入するようになっています。

そしてWeb化は企業側、就活生側双方にとってメリットだらけですよね。

例えば説明会の場合。
企業側にとっては単純に準備の工数が90%以上削減されるのではないでしょうか。

大手企業の場合、一度に100名以上参加する説明会も珍しくないので、そのための会場準備だけで相当な時間が掛かります。
また当日運営するためにも数十名規模の社員を用意しなければならず、コストだけみれば数百万は下らない金額が掛かっていることになります。

一方、Web説明会にすれば会場準備が基本不要。配信するためのURLを参加者に共有しておけばそれでOK。

就活生からの質疑応答については、チャット形式で受付できる事が多いので、全てに対応は出来ないものの、優先順位を付けてしっかり回答することも十分可能です。
同じ質問に対して繰り返し対応する必要が相当数減りますよね。

また就活生側にとっても、多くの準備工数が減るわけです。
移動時間がなくなり、身だしなみの準備が大幅に減り、無駄な待ち時間が減る(大抵早めに会場に行かないといけない雰囲気がある)ので超楽です。

私の場合は東京まで行くのに往復で3時間弱掛かっていたので、それがほぼ浮くことを考えるとイノベーションに他なりません。

上記のようなことは誰しもが理解していることなので、このような動き自体は多くの方が賛成でしょう。

ただちょっと待ってください。
ベンチャー企業の採用担当者として、Webで採用活動を実施することは相応のリスクがあると考えています。

採用弱者が勝つために

一般的に大手企業がWebで採用活動することは大賛成です。
理由としては、そもそも業務内容や社風等について説明会に直接行かなくても知れる機会があるから。

例えばメガバンク3行だと、業務内容自体は大きな差はない。社風もネットで検索すればたくさん出てきますし、社員数が数万人規模の大きな企業なので誰かしら近くに出身者がいるはずで色々話も聞けるはずです。

また就活生からしても、このような大きな企業への説明会は、純粋に情報を取るためという目的以外に、
説明会に行ったという事実を残すことで、志望意欲を伝える
という目的を持ってイヤイヤ参加されている方も多いはず。

というかそもそも説明会では、
弊社は今後海外に積極的に進出します!
と大々的に人事が説明していたのに、いざ面接で海外で働きたい旨を伝えると、
は?何の実績もないキミが、海外で働きたいとか甘えたこと言ってんじゃねーよ。
みたいなコントが起きるわけなので、むしろ説明会に行かないほうが現実的な会話が出来そうですよね(笑)

特に昨今のテクノロジーの発達で企業間の競争が激化しており、特定の企業だけで出来ることはかなり限られています。そのため特定の1社だけを志望するという状態自体がそもそも不自然なので、
銀行に興味あるけど、どこも大差ないからメガバンク3行受けて、どこか内定貰ったところに行こう
という感覚が、ある意味で最も健全だと考えています。

ただ、このような就活生のスタンスを前提におきながら、“受け身”の採用活動をやって優秀な学生が自然と集まるのは大手企業だけ。
弊社のようなベンチャー企業はそんなスタンスでは絶対に採用できないわけです。

普通に応募を待っても来ない状況の中、何とか苦労してやっと説明会に参加してくれる就活生に対しては真剣勝負を挑まなければいけません。

その際に、“Web”で説明会を実施してしまうと、どうしても伝えられる情報が限られるので苦しいわけですよ。

では対面でないと伝えられない情報とは何か。
いわゆる、言語化が難しい“会社の雰囲気”になります。

例えば弊社の場合、私1名で説明会を担当することがほとんどですが、実際に弊社に来社頂いた方は私以外の方とも遭遇するわけです。

会社受付で待っている際には他のお客様もいることが多いので、どのようなお客様とお付き合いしている会社なのかを垣間見ることができます。そしてそのお客様を迎えに来る弊社の社員がいるので、どういう印象や振る舞いをしているのかを当然注目するでしょう。

また説明会の部屋に行くまでにも社員に遭遇することはありますし、もしかすると弊社のカフェスペースが見えて、そこで談笑している社員の様子が見えるかもしれません。

結局、説明会の際に採用担当者や登壇する社員が見せる表情はリアルではないことが多いので、説明会だけの印象でその会社を評価するのは難しい。

一方、長期インターンが実施出来れば理想だけれども、そう多くの会社の長期インターンを経験出来ることは現実的に不可能。

そうなると、直接説明会に行った際に、説明会以外で得られる視覚的な情報も重要になると思っているので、私は対面にこだわって説明会を実施しています。

同様の理由で、面接においても、
大勢の候補者から落とすための面接
を目的に実施するのであれば、Web面接で事足りると思いますが、弊社はそのような姿勢で臨んでいません。

良い候補者の方であれば、弊社の魅力を伝える目的も兼ねているので、そうなると対面の方が表情や印象、雰囲気含めて伝えやすいんですよね。

このような考えが古臭く、時代遅れと言われるかもしれませんが、とはいえ重要な会議や商談を全てWeb化しているところはほとんどないのも事実でしょう。

結局、ビジネスはロジックではなく感情で動くことが多いので、相手の感情を動かすためには対面の方が有利だと考え、採用活動という重要な局面では可能な限り対面でお会いしたいなと考えています。

とは言え、現在(2020年3月中旬時点)はコロナウイルスの影響があるので、そういうときにはWebで対応するほど柔軟な会社ということだけはご理解下さいませ(笑)

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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