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社員インタビュー第2弾:ITベンチャーに勤める部長に、お金について聞いてみた

約 33 分
社員インタビュー第2弾:ITベンチャーに勤める部長に、お金について聞いてみた

社員インタビュー第2弾:ITベンチャーに勤める部長に、お金について聞いてみた

こんにちは!
採用担当の池田です。

今回は弊社で部長を務める方にお願いをし、お金について聞いてみました。

そもそもITベンチャーに勤めている部長がどういう人なのか分からない、ベンチャーってお金・待遇関係が不透明などの意見を頂くことが多いので、弊社の部長陣の中でも最も仕事に厳しそうな(完全に私の主観です(笑))杉本さんにインタビューしてきました。

どうすれば年収を上げられるのか、そもそも市場で評価される人はどういう特徴があるのか、杉本部長に突撃してみましょう!


【杉本孝(すぎもとこう)2013年11月にコアコンセプト・テクノロジー入社。EP事業本部副本部長兼EP第2部部長。】

池田
本日はお忙しいところ、ありがとうございます!杉本さんには断られると思っていたので安心しました。
杉本さん
なんでよ(笑)僕で良ければ是非。

年収1,000万円に到達するために必要なことは

池田
早速ですが、、、年収1本というレベルに到達する上で、今まで意識していたことや工夫していたことはありますか?
杉本さん
僕は元々SES(システムエンジニアリングサービス)をやっていたんですが、その中でエンジニアとしてやっているときは、頂いていた金額に見合う対価を成果として出していたかを意識していたかな。例えば1か月で100万という報酬があったとすると、軽自動車1台分に相当するので、それに見合う成果を出すように意識はしていた。

身近なモノに例えることで、現実味が湧くからね。コアコンセプト・テクノロジー(以下、CCT)に入って2年間ぐらいはそういう意識で頑張っていたかな。

池田
確かに身近なモノで例えると、その金額の大きさが分かりますね。
杉本さん
そうそう。それで、1,000万円という年収って、お客様から貰っている金額との差額ってあるじゃない?例えば1か月100万の金額をお客様から貰っているとすれば、普通に考えれば年収1,200万だから、200万の差額が発生している。それって会社が維持していくためのお金なんだよね。家賃や事務処理をするためのお金と言う意味で、そういう差額が発生しないとそもそも会社運営出来ないからさ。

そうなると、僕の中でお客様って、支援しているお客様と所属している会社(CCT)の2ついて、それぞれをお客様と見立てて、対価以上のバリューを出すように工夫していた。

池田
面白い考え方ですね、納得です。
杉本さん
当初部長になった際は、会社が期待する目標が定められたので、そこを超えるためにガムシャラに頑張っていたかな。

でも実は部長とかなりたくなかったんだよね(笑)
偉くなりたいとかお金が欲しいとか思ってなかった。

ただそういう役割を与えられてそれを完遂することを求められていたから、その期待には応えたいなと思って取り組んでいた感じ。

池田
なるほど。ちなみに中途採用に携わっていると、とりあえず年収を上げたい、給与を上げたいと思っている方が多い印象なんですよね。
ただ杉本さんのように、1,000万という年収から逆算して何をしなければいけないかを考えられる方って少ない印象ですが、なぜそのような思考で取り組めるようになったんですか?
杉本さん
最初は多くの人と同じ考えだったと思うんだよね。貰えるなら貰いたいみたいな。ただ、アウトプットベースで物事を考えられるようになったのは明確にきっかけがあって、例えば会社員って9時~17時まで働いて、その時間に対して報酬を貰うじゃない。

要は時間を売っている。

ちゃんと出社すれさえすれば、給料がもらえる。

僕はお客様に恵まれていたのもあるんだけど、一時期100時間しか働いていなかったときがあったんだよね。
※1日8時間労働だとすると、大体月160時間は働くことが普通

池田
えっ!!そんなのできるんですか。
杉本さん
お客様に恵まれただけかもしれないけどね(笑)
僕は当時、とにかく時間が欲しかったから、同じ成果物を出す前提で効率を求めて、仕事に割く時間を可能な限り削ってた。その中で労働時間だけ見れば少なかったんだけど、お客様からは何も言われなくて普通に昨月と同じ金額を頂けた。
その経験から、成果物をしっかり出せば良いんだなという実感が生まれたから、より成果物を意識するようになった感じ。

そのうち、僕の1か月の成果物の対価がどれだけなのかを自信を持って言えるようになったんだよね。自分のスキルや経験を使って出せる成果物という意味で。そうなると、自分の価値が明確に分かるからこそ、金額だけ上げるような思考(年収だけ上げたい)にはそもそもなっていないのかもしれないね。

池田
(私は明確に成果物を言えないので、全然ダメダメだ。。。)
杉本さん
だから時給換算にして自分の価値を考えるクセはかなり付いている。スキルってそう簡単に上がるわけがないから、会社が変わることでその時給が大きく変わるわけがないとも思っていて、年収だけ上げようとは全く思わない。
池田
是非、若い転職希望者に聞かせたい考え方ですね!

杉本さんの経歴は?


非常にお忙しいタイミングで、インタビューに答えて頂きました(笑)

池田
そういえば、杉本さんってどういうキャリアを歩んでいたんですか?軽くは知っているつもりですけど、詳しくは知らなかったので。
杉本さん
ちょっと長くなるけど、なるべく簡潔に話すね。
実は高校卒業するときに、単位がギリギリで高3の春休みまで授業受けていたような学生だった(笑)
池田
やば(笑)
杉本さん
やばいでしょ。全然何も考えていなくて。ただアルバイトはしていて、その時から時給換算が好きだったんだよね。お金は稼がないといけないという想いはあったからさ。

卒業できるか分からないような学生だから学校が企業を紹介してくれなかったのよ。それで仕方なく職安に行って仕事を探して、座って仕事が出来るという意味でITエンジニアを選んだ(笑)

手に職を付けないといけないとは漠然と思っていたんだけど、技術職という括りの中で座っていられる仕事ってITエンジニアだけかなと思ったから、そんな単純な理由で選んだ感じ。

池田
元々なりたくて就いた職業では無いんですね。
杉本さん
そうだね、まずは自分だけで飯を食えるようにしないといけないと思っていた。
その後、某大手IT企業に転職して、6年ぐらいいたんだよね。
ただ18歳から働いているから25歳でも7年経験している中堅だった。そうなると年齢だけで見ればめちゃくちゃ有利だし、それなりの自信も付いていた。

ただ当時は18歳から働いていたから時間が欲しかったんだよね。そこで自由になれる時間が欲しくて、その後フリーランスになった。

お金に関しては生活できる量であれば良いと思っていて、とにかく時間が欲しかった。時間を買うためにフリーランスになったようなものだね。

池田
(私もフリーランスになれる自信があればなりたいなぁ(笑))
杉本さん
で、CCTに入った理由は明確で事務手続きが面倒だったから。税金とか面倒で、フリーランスより年収を下げてでも、会社に所属したほうが良いなと思って入社した感じ。
池田
まさにサバイバーですね(笑)叩き上げという印象です。

年収が上がらないと嘆く人へ

池田
転職理由の1番が年収や待遇への不満ですが、話を聞く限りでは杉本さんは年収を意識して転職された印象が無いんですよね。その中で、待遇面に不満を持っている方についてどう思いますか?
杉本さん
僕が転職した時って、全ての企業で年収下がっているんですよ。フリーランスのときも当初は手取りの金額は減っている。
池田
えっ、意外です。
杉本さん
年収を上げる方法って色々あると思うけど、入った後に成果を出す方が絶対に良い。転職時に高い年収で提示を貰うと、期待値が高いじゃない。
池田
えっ、そうですか???。
杉本さん
だって人間って最初疑うじゃん。面接しただけでは分からないし、入社直後は皆から疑われるわけだよね。こいつはどれだけ出来る奴なのかってね。
池田
確かに。。。
杉本さん
だから、会社側からすると、新しい人がどれだけ成果を上げられるのかは疑うから、そういう意味では最初に年収を上げ過ぎると、期待値が上がって疑いがより強くなっちゃう。そうすると年収を上げて入った当人にとっては結構苦しくなると思うんだよね。

お互いのことが良く分かっていないのに、「俺はこんな優秀だから年収はこれぐらいほしい」って、結構難しい。面接でのアピールが相当上手くないといけないけど、僕はそこまで自信なかった。

入社した後で上げれば全然良いと思うし、その方が絶対に効率的。

池田
それって入社した後に上司に年収交渉するってことですか?
杉本さん
そういう意味じゃないね、少なくとも僕は一度もやったことがない。

日本って評価に関しては甘いと思っていて、頑張っていれば目に付くじゃん。だから正しい方向で頑張っていれば、自ずと年収は上がるという意味だね。

例えば度々思うことなんだけど、システム開発とかで品質ってあるじゃん?あれって大前提として“終わらす”ことから決まるんだよね。

池田
どういうことですか?
杉本さん
だって完成していないシステムの質について、評価できないでしょ。だから、どんな形であれば、しっかり終わらすことが重要で、そのために頑張ることが大事。

それをやっていると、「あいつに頼めばとりあえず終わる」という信頼が生まれるよね。終わったという事実が日本ではかなり重要で、その後に、品質の話があるわけよ。

池田
つまり、入社当時は年収が一時的に下がっても、入った会社でやり切ることが重要で、それをやってきたからこそ、結果的に年収が上がったということなんですね。
杉本さん
そうだね。そもそも給与交渉って難しくて、日本の文化や性格に合っていないじゃん。

交渉するな、というわけではないけど、ちゃんと日本というお国柄や国民性を意識した上で動かないといけないなとは思う。外資系であればそこに適した振る舞いがあるから、ローカライズが重要。

あと日本ってロールチェンジすることって簡単にできるよね。僕の場合は最初エンジニアだったけど、部長出来そうだからという上の期待からスイッチした。でも、普通に考えたらおかしい。だってミッションや役割が全然違うからさ。

それってどっちが良いというわけでは無くて、あくまでそういうルールの中で仕事をしているわけだから、そういう意味で言うと、日本の企業で年収交渉するのは得策とは思えないね。

池田
ただ、上司が見てくれない、評価してくれないと不満に思う方って現実的に多いじゃないですか。俺は頑張っているけど、上司が無能だからみたいな。そういう方についてはどう思いますか?
杉本さん
そもそも、嫌でも部下を見なくちゃいけない役割を持った上司が正当に評価してくれないのが事実だとして、それでも外の人(転職面接で会う面接官)にもっと良くアピールできるのは理屈が合っていないような気がするんだよね。

例えばとんかつ屋がエビフライ出しますと、超うまいから是非買って下さいとなった場合は、来店した人が注文する可能性は高いじゃない。だって同じ揚げ物のカテゴリーで、そもそもその店に来ている時点で一定の信用があるからさ。試してみようかとなる。

一方でとんかつに関して素人の僕が、「僕が作ったエビフライ食べない?」って売っても、「お前誰?」ってなるし、信用も無いからそう簡単には買わないよね。

それと同じことをやっている気がするよ、売り方下手だなって。

池田
なるほど。
杉本さん
所属している会社は、一応あなたのことを良く知っているわけだから、その会社のルールの中で評価されていないということは、あなたのことを知らない会社からすれば、それ以上に高い評価をすることは実は結構難しい。
成果を上げている方って、その会社のルールを自分なりにローカライズして上手く適応出来ているから、どんな会社行っても適応してくれそうという期待感はある。

CCTの経営陣も同じで、色んなお客様がいる中で、お客様にアジャストしていくじゃない。CCTのやり方を押し付けることはなく、お客様に合わせた対応やルールの下で動いているからさ。

1,000万を貰うための条件ってそういうことなんじゃないかな。

そういう意味で、自分の現状をしっかり分析しないといけないし、それすら出来ていない人は高く売れるわけがない。

池田
なるほど。
杉本さん
会社って人に例えると、すげー真面目なやつのよ。だって色んなルールや規制の中で運営しなければいけないからさ。真面目な性格にならざるを得ない。

そうなると、同じように真面目に仕事をしているやつは好かれるし、年収が上がらないわけがない。

池田
そうなると、年収が上がらないと嘆いている方は、まだ頑張りが足りないということですね。
杉本さん
そういう人も多いと思う。

ただ、もちろん好き嫌いはあるよ。相性の問題とかさ。だからそうなった場合は、転職したほうが良いとは思う。

だから会社を選ぶ際は、「これだけの年収欲しいな」という観点じゃなくて、この会社と上手くやっていけるか、相性が合うかなという考え方で選んだ方が長期的には年収は上がりやすい。

なんで会社って給料上げてくれないんだろうって多くの人が思うけど、会社側の立場に立って考える力や癖が僕に身に付いているから、こういう意見を持っているのかもしれない。

どんな部下を評価したいか

池田
杉本さんは部長として部下の評価を決める立場ですが、どういう人を評価したいですか?
杉本さん
自分で決めてくれる人。株式会社って年間の目標を立てたり中計を策定するじゃない。あれが評価におけるデファクトスタンダードなんだよね。

お金を貰うことを前提に動くのであれば、会社が定めた目標を達成することが社員に求められることになると思うけど、目標を立てた時点ではどこまで達成できるかって誰にも分からないじゃない。

でも決めなければいけなくて、あれって凄いストレス。部長になってみて、より実感してる。

だから分からないことが多い時に、物事を決めてくれる人が評価されるということだね。
前もって目標設定して宣言して、その宣言にコミットしてくれる人って評価したいなって思う。

会社が中計とかを定めて宣言をしている以上、そういう評価軸で世間から会社が評価されるわけだから、自ずと社員の評価も同じ軸で評価されるべきだし、それに関しては誰も文句が言えないはず。

池田
確かに、それは自然ですね。
杉本さん
そういう話は良く部下にはしているかな。

成果を上げるためには何をすれば良いのか


全社懇親会での談笑の様子。右が杉本さんで、左が弊社CTO田口。

池田
最後に、成果を上げる、成果の質を高めるために意識すべきこと等のアドバイスをお願いします
杉本さん
とにかく“終わらす”だね。「これやります」と言って宣言する。絶対に宣言して、そこから出来が悪かろうが完成させる。
それが毎回できれば成果は自ずと上がっていく。
池田
とにかく宣言して、やり切れと。
杉本さん
だってPDCAってそうでしょ。終わっていないものを評価する術って世の中に存在していない。だからまずやれと。ただその前に宣言することは重要で、有言実行でしか会社からは評価されないと思ってる。

エンジニアに多いのが無言実行だけど、それだと実は評価は難しい。だって言ってないからストレスないし。現場でそういう人は超カッコいいから、目標にしたい気持ちはよくわかるんだけどね(笑)。

でも世の中の評価って宣言してやらないと、誰も評価してくれない。特に経済活動においてはそうだと思ってる。

で、失敗すると恥ずかしいこといっぱいあるけど、まず終わらせないと何も始まらないから、そこから逃げずに取り組んで欲しいかなとは思うね。

池田
杉本さんなりの面白い切り口ですね、本日はありがとうございました!

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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