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アーリーリタイアは地獄への入り口!?

約 10 分
アーリーリタイアは地獄への入り口!?

アーリーリタイアは地獄への入り口!?

こんにちは!
採用担当の池田です。

突然ですが、
ユニバレ
という言葉はご存知ですか???

これは、
ユニクロの商品を着ていることが、周りの人にバレること
を指します。

今の若い方はイマイチぴんと来ないかもしれないですね。

私が幼い頃からユニクロは近所にあったのですが、ブランドイメージとしてはややチープな印象だったんですよね。

安かろう、悪かろう
とまではいかないにしても、いわゆる安くてどこにでも置いてある感が満載、シンプルなので着やすいものの周囲の人にユニクロを着ていることがバレると非常にダサいと思われる懸念は確かにあったんです。

ただ、フリースブームに始まり、徐々にユニクロの商品が世の中に浸透してくると、いつのタイミングか分かりませんが、
ユニクロを着ていることが恥ずかしくならない
という臨界点に到達し、以降多くの方がユニクロを隠すことは無くなった印象を持っています。

ブランドイメージが変わる瞬間というかタイミングって何が理由なんでしょうね。
消費者心理を上手く操るためのノウハウがあるとは思うものの、こういうスキルを持った方がその気になれば、どんな商品でも売ることが出来るんだなとまじまじと思っていしまいました。

またユニクロを運営するのがご存知、ファーストリテイリングという会社ですが、就職活動においても人気、というより徐々に人気になってきていますよね。
一般的にアパレル系は人気が無い業種で、私が新卒の時も採用は実施していたものの人気だったかと言えばそういう印象はありませんでした。
※10年近く前の話です

それが今では新卒・中途ともに応募者が増えているようです。

もちろん単なるイメージだけで人気になったわけではなく、

  • グローバルで活躍できるフィールドがあり、
  • 報酬体系が明確かつ若くても日系大手以上の年収を受け取るチャンスがあり、
  • 最先端領域・技術に関われるチャンスが多い

ことが理由になっていることは言うまでもありません。

またITエンジニアから見ても人気のようで、ITへの投資がかなり積極的だからこそITを使って出来ることが多く、チャレンジングな事業に面白味を感じて入社希望するエンジニアが多いようですね。

個人的に応援している企業ではあるので、ぜひフリースやヒートテックに次ぐ商品を開発し、生活スタイルを豊かにして頂きたいものです。

あっ!そういえばユニクロの商品の“超極暖”シリーズは愛用しているものの、
暑いときに暑くなる
という発汗作用の循環が半端ない感じがするので、もうちょっと調整できると有難いですね(笑)

さて、今回は夢があるようでない話をさせて頂きます。

アーリーリタイアで幸せになれるのか

アーリーリタイアという言葉はご存知ですか???

日本語訳すると、早期離職になりますが、いわゆる労働から解放されて自分の好きな時間を好きなだけ楽しむことを目指すために実現するものですよね。

私が初めてこのワードを耳にしたのが新卒就活生時代でして、一緒に就活をしている仲間の一人が、
50歳でアーリーリタイアして、好きな海外サッカーを思う存分見る生活がしたい
と真顔で言っていたのを昨日のように思い出します。

また20代の労働環境が激務な会社(外銀や外コン等)に身を置く方の中には、
若いうちに稼げるだけ稼いで、アーリーリタイアしたい
と思っている方は一定数いるようですね。

私自身は就活生当時から60歳まで、いや70歳以上まで働き続けるんだろうなと盲目的に考えていたので、アーリーリタイアという考え方があること自体新鮮でしたし、確かにそういう働き方が実現出来るのであれば面白そうだなとも思いました。

そこで、アーリーリタイアに関する書籍をいくつか読み漁ったのですが、結論として、
私には絶対に向かない
と思ったので少し話をさせて下さい。

そもそも、アーリーリタイアには向いている人と向いていない人の2種類存在するらしいんです。

誰もがアーリーリタイアで優雅に出来るわけではないということ。

いやいや、使い切れないほどのお金と有り余る時間がある状況で、向き不向きなんてないでしょ
と思われる方も多いかもしれませんが、アーリーリタイアした後に生活がおかしくなってしまう方は多いとのこと。

さて、なぜでしょうか。

私が特に面白いと思った著者の本の中でアーリーリタイアに向いている人のポイントが2つ載っていたので共有すると、

  1. 熱中できるものがあること
  2. 愛する家族がいること

だそうです。

上記2つのいずれも当てはまらない方で、アーリーリタイアして上手くいっている人はほぼいないとのことですが、ここまで聞いても納得したようなしないような感じだと思うので詳細についてお伝えしましょう。

アーリーリタイアの末路

その著者の方は、会社上場と株式投資によって10億円以上のお金を手にし、アーリーリタイアしたそうです。

最初は嬉し過ぎて、
人生上がったな
と意気揚々としていたらしいのですが、楽しかった時期は会社を退職した直後のわずか2週間のみ。

理由としては、
やることが何もない孤独感
に押しつぶされそうになったためとのこと。

リタイア当初は好きなものを好きなだけ買っていたらしいのですが、そもそも物欲がそこまでないことに気付いたこと、また物欲は通常だと中々買えないからこそ生まれてくるものであって、いつでも買える状況になれば湧かないことを悟ってしまったらしいです。

そのため消費や浪費にはリタイア早々に興味が無くなってしまったようですね。

また親しい友達はいたので最初のうちは積極的に誘って夜通し遊んだらしいのですが、友達も平日から遊べるわけでもないので基本的に1人の状況が多くなるし、年齢的に友達にも家族がいたので毎週末遊べることも出来ない。

そして多くのお金持ち同様に、海外へ行きまくったようですが、とは言え海外ですることもなく、毎日遅くまでお酒を飲み、昼過ぎに起きる生活を続けていく中で、
明日は何しようか。。。というより1週間後も1年後も予定ないじゃん。
という心情になり、とてつもない孤独感が襲ってきて、徐々にアル中&鬱状態になってしまったとのこと。

生きている意味や価値が見出せず、毎日死にたいと思うまでになってしまったようですね。

今では何とか復帰して普通の仕事に就いている(なんと10億以上の大金は全て溶かしたとのこと!)ようで、無事に社会復帰出来たらしいですが、同じアーリーリタイア組で上手くいっている方は、ごくわずかとのこと。

そのわずかな人というのが、

  1. 周りが見ていて呆れるほど没頭できる趣味がある人(時間を有効活用できる)
  2. 愛する家族がいて、家族のために行動できる人(自分以外のためにお金・時間を活用できる)

だそうです。

何か宝くじで当選した人の末路が不幸せになりやすい話と同じですよね。

で、私自身はそんな大金を持ったことは無いので全く想像もつきませんが、どうも納得感があるなと思ったら、私も過去に暇で暇でどうしようもないときがあったんですよね。

それが高校受験終わりの中3の3月。
この1か月は本当に嫌な記憶が残っています。

中3の夏で部活を引退し、遊ばず受験勉強に没頭していたのですが、無事に第一志望の高校に受かり意気揚々とする中で待ちに待った3月が訪れたわけです。

受験勉強で全く遊べなかったストレスを発散するかのように、友達と毎日遊ぶわけですよ。

ただ、、、とは言え毎日遊ぶのも飽きるわけで(もちろん当時は使えるお金が限られていました)、1日ぽっかり予定が空くときがちょくちょく出てくるわけです。
※当時彼女がいれば違ったのかもしれません。。。(笑)

当時は反抗期真っ只中なので家族とは一切話さない状況。そのため1日部屋に籠って誰とも話さないでいると、とにかく病みそうになる。

中学に入ってからは、部活で良い成績を残すためだったり、テストの点数を上げるために頑張るという何かしらの目標があり、そのためにやることがあったわけですが、その時期は何の目的も無いからこそやることが無い。

  • 受験勉強中はあれだけ寝たくて仕方なかったのに、いざ暇になると寝たくない。
  • 試験直前になると、なぜか部屋の掃除がしたくてたまらなくなるのに、いざ暇になると掃除なんて絶対にしたくない
  • 受験勉強終わったら、東京行って服を買いに行こうと思っていたのに、1回行けばもうその気持ちは完全に沈下してしまう

当時はとにかく早く高校が始まってほしいとずーーーっと祈っていました。
※いざ高校始まると、勉強と部活で忙しくなるので、とにかく休みが欲しいとなったわけですが(笑)

意識が高い方のように、四六時中忙しくしたい性格ではない私ですが、やることが何もない状況が苦であることは容易に想像できるわけです。

日頃の仕事でストレスが溜まる部分はあるものの、だからこそ週末の時間が楽しみになるわけで、ノーストレスで無限の時間があればそもそも“週末の時間”と言う概念は存在しなくなるのは言うまでもありません。

面接で趣味を聞く理由

私は新卒・中途問わず、趣味については必ず聞くようにしているのですが、仕事以外で熱中できるものがある方って、どこか引き出しが多いというか、魅力的な方に見えるんですよね。

またストレス耐性も高いような気がしています。

やはりどんな業界・職種・企業に入ろうと、何かしらストレスが掛かることは当たり前で、時には辞めたくなる時もあるわけですよ。

ただそういう状況下でも、

  • この仕事が終われば、大好きな旅行に行ける
  • 今週終われば、土日で好きなゲームが出来る
  • この日が終われば、大好きなお酒が飲める

という何かしらの目標があれば、何とか頑張れるものですよね。

以前中途で面接した方で、何か話していてもいまいち魅力が分かりにくい方がいたんですよ。

質問には率なくコンパクトに答えるし、仕事もしっかりやり遂げる印象だったのですが、なぜか惹かれない。。。

そしてふと毛並みの異なる質問をしようと趣味について聞いたところ、
特に無いですね。。。休みの日は家でゴロゴロしたり、ネットサーフィンしたりで過ごしています。
との回答が。

まぁ趣味がない方は一定数いるのでそれ自体は良いのですが、過去の経験を掘り下げていく中で、
自分が好きで続けているものが一切無いこと
が分かったんですよね。

  • 小学校時代は親の言われるがままに習い事をいくつもやっていたが、どれも好きではなかった
  • 中学校時代はテニス部に入ったが、何かの部活に入らないといけなかったので一番楽そうなテニス部に入った
  • 高校時代は帰宅部で、受験期になったらそこそこ受験勉強頑張った
  • 大学時代は遊ぶお金を稼ぐために楽そうなコンビニで働き、サークルは飲みサークルだったので週に数回飲んで過ごす日々

面接の場だったので、候補者の方も全て本心で話しているわけでは無いかもしれませんが、とは言え客観的に聞く限りではどうしても一緒に働きたいと思わない理由は、こういうところにあるのなかと思ってしまいました。

もしこの候補者の方がアーリーリタイアした場合は、やることがなくて鬱になりそうなので、主体的に取り組むことが出来る何かがあると人としての魅力が生まれるかもしれませんね。

さて、今回はアーリーリタイアについて書かせて頂きましたが、もし本気でアーリーリタイアを目指している方は、それ自体を目的にするのではなく、あくまで手段として考えなければ望むような生活が出来ない可能性があるということを知って頂ければと思います。

そういえば、新卒の就活時に、
趣味の欄に“読書”のようなありきたりなことを書いてはいけない
と誰からか教わった記憶がありますが、本当に読書が趣味な方にとってはいい迷惑ですよね。。。(笑)

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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